米Googleは3月20日(現地時間)、ニュースメディアの有料記事購読申し込みをGoogleアカウントで簡易化するサービス「Subscribe with Google」(日本では「Googleで購読」)を発表した。
立ち上げ段階で、New York Times、Financial Times、毎日新聞など17メディアが参加している。
メディアごとにあらたにメールアドレスや決済口座情報、パスワードなどを入力せずに、Googleアカウントを入力することで購読申し込みが完了する仕組み。購読料はGoogleアカウントで登録した口座から引き落とされる。
メディア側は、有料にするコンテンツの選択やユーザー情報の管理を行い、定期購読の管理はGoogleが行う。メディアにとってのメリットとしては、Googleの定期購読インフラの解析機能を利用できることや、購読者の検索結果にアルゴリズムに関係なく優先的に関連ニュースを表示されることなどがある。
Googleで購読は、同社が立ち上げたジャーナリズム支援イニシアチブ「Google News Initiative」の一環だ(関連記事)。
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