米Twitterは7月11日(現地時間)、“会話の健全性”を向上させるための取り組みの一環として、フォロワー数のカウント方法を変更すると発表した。
同日より、アカウントのプロフィールに表示されるフォロワー数からロック(一時的な制限)されたアカウントが削除される。このため、平均4アカウント程度フォロワー数が減るという。一部のユーザーではそれ以上の減少がみられる見込み。より正確なフォロワー数の表示は、「健全な会話の信頼につながる」としている。
Twitterは2月、複数アカウントでの同じ内容のツイートなどを禁止し、同時に大量のbotアカウントを削除した。このときにも多数のフォロワーを失ったアカウントがあった。
アカウントのロックは、サスペンド(凍結)とは異なり、ユーザーに確認が取れれば比較的早く解除される制裁だ。長期間アクセスされていなかったり、パスワードの流用などセキュリティ上の危険がありそうなアカウントがロックの対象になる。
フォロワー数からロックされたアカウントを削除する理由は、これが「Twitter上で一番目立つ機能だから」という。そもそもロックされたアカウントはいいねもRTもできないのでいいねやRTの数には影響はない。
また、Twitterが公式に発表するMAU(月間アクティブユーザー数)やDAUにはもともとロックされたアカウントは含まれていないため、影響はない。
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