リコーイメージングは9月25日、ハイエンドコンパクトカメラ「RICOH GR III」の開発を発表した。発売時期は2019年春で、価格は未定。26日からドイツ・ケルンで開催される「フォトキナ2018」に参考出品する。
センサーサイズは「GR」「GR II」に引き続きAPS-C。有効画素数は約2424万画素。像面位相差とコントラストのハイブリッド方式AFと、ボディ内手ブレ補正を搭載した。ISO感度は下限が100で、上限は未定。
レンズ構成は4群6枚(非球面レンズ2枚)と、GRの5群7枚から変更した。焦点距離は18.3mm(35mm判換算約28mm)で、絞りはF2.8〜F16。マクロ撮影がGRでは最短10センチだったが、GR IIIでは最短6センチとなる。
シャッタースピードは1/4000〜30秒。バルブ撮影は20分まで。
背面モニターは3.0型の約103.7万ピクセルのTFT液晶。静電容量方式のタッチパネルを搭載する。
USB Type-C端子を搭載し、データ転送や映像出力の他、USB充電に対応する。Wi-Fiによる無線接続にも対応。
本体サイズは約109.4(幅)×61.9(高さ)×33.2(奥行き)ミリで、バッテリーとSDメモリーカードを含む重量は約257グラム。GRに比べ、幅が約7.6ミリ、奥行きが1.5ミリ狭くなり、高さが0.9ミリ増えた。重量は約12グラム増加した。
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