LINEやアミューズなどが出資する企業LINE TICKETは10月10日、音楽ライブやスポーツなどのチケットをLINEから手軽に購入できるサービス「LINEチケット」を始めた。電子チケットのみを扱い、行けなくなった場合はほかのユーザーに転売できる「公式リセール機能」も導入。ユーザーの利便性を担保しながら不正な高額転売を防ぐ。年内は70アーティスト・約300公演のチケットを販売する。
LINEからチケット検索・購入・発券できるサービス。100%電子チケットのため、紙のチケット発券の手間や配送料などが不要だ。クレジットカード決済、コンビニ決済、LINE Pay決済に対応した。購入したチケットは友人とシェアでき、イベント当日はスマートフォン上の電子チケットを見せるだけで入場できる。
チケット購入後に行けなくなってしまった際に転売できる公式リセール機能も実装した。リセールの可否や価格は興行主側がチケットごとに事前に決めており、悪質な高額チケットの販売や大量購入を防げるとしている。
年内は、ロックバンド[ALEXANDROS]のアリーナツアーやブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」など70アーティスト・約300公演のチケットを扱う。来年からは、プロ野球・北海道日本ハムファイターズやJリーグ・FC東京などスポーツチケットも順次販売。段階的に取り扱いチケットを拡充していく計画だ。
今後、LINE公式アカウントや「LINE MUSIC」「LINE LIVE」などと連携し、ユーザー属性や興味関心データなどに基づいて当日券があるおすすめ公演情報を配信するなど、パーソナライズした情報を提供する計画だ。
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