米Twitterは10月17日(現地時間)、ロシアとイラン出自の不正アカウント(削除済み)のコンテンツアーカイブを公開したと発表した。SNSでの健全な会話を乱そうとする外国の影響について、世界中の研究者や学者に研究調査してもらうのが目的としている。
同社は今年1月、2016年の米大統領選に影響を与えたロシアプロパガンダ企業についての調査結果を発表し、8月にはイラン出自のアカウントを凍結したと発表した。
今回公開したのは、これらの調査で収集したアカウントのデータで、ロシアのIRA(Internet Research Agency)関連が3841件、イラン関連は770件の、1000万件以上のツイートと、200万件以上の画像、GIF、動画、Periscope動画だ。
これらのデータは特設サイトElections Integrity Hubからダウンロードできる。
同社は、こうしたSNS悪用対策を今後も継続し、このハブにも新たなデータを追加していくとしている。
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