韓国Samsung Electronicsは10月22日(現地時間)、米MicrosoftのMR(複合現実)プラットフォーム「Windows MR」搭載の第2世代ヘッドセット「HMD Odyssey+」を発表した。先代の「HMD Odyssey」よりppi(pixel per inch)が約2倍になった。米国での販売価格は先代と同じ499ドル(約5万6000円)。
ディスプレイサイズは3.5インチ有機ELで先代と変わらないが、ピクセル間のスペースを見えなくすることでppiを上げる「Anti-Screen Door Effect(Anti-SDE)」という技術でピクセル化を改善し、1233ppiを実現したという。
また、顔に当たるパッドの部分を改善し、“アイボックス”を広くすることによって、装着時に体温や汗で曇る問題を改善した。また、目からレンズまでの距離を調整する「Inter-Pupillary Distance(IPD)」ホイールを追加し、装着感をカスタマイズしやすくした。
視野角は110度、6DOFで、2アレイのマイクとAKGのヘッドフォン付き。ポートはHDMIとUSB 3.0で、重さは約590グラム。
米国では同日、MicrosoftストアとSamsung.comで発売された。日本で販売するかどうかはまだ不明だ。
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