米Nianticは11月6日、位置情報を活用したスマートフォンゲーム「Ingress」の最新版「Ingress Prime」(iOS/Android)を公開した。現実世界を舞台に、2つの陣営に分かれて陣取りゲームを行うというルールはそのまま、より世界観に入り込めるようにビジュアルや操作面、サウンドなどを刷新したという。
「エージェント」と呼ばれるプレイヤーがストーリーや操作方法を理解しやすいように、ポータルをハックする方法や「エキゾチック・マター」の入手方法などを実際に体験しながら覚えられるトレーニングプログラムを搭載した。
これまでIngressで開催してきたオフラインのイベントは、Ingress Primeにも引き継ぐ。特にIngressで最大規模のイベント「アノマリー」は、Ingress Primeでも「引き続き重要な役割を果たす」「アノマリーの対決結果がその後のストーリーに反映される」(Niantic)という。各陣営で重要な役割を担う2つの新しい人工知能プログラムの提供も予定するとしている。
従来のIngressは、別のアプリ「Scanner [REDACTED] 」という名前に変わり、これまで通り遊べるようにする。Android版は7日、iOS版は今週末までに提供する予定だ。
Ingress Primeの公開に合わせ、同じくNianticが開発しているスマホゲーム「Pokemon GO」では、Ingress Primeをテーマにした着せ替えアイテムの無料配布と、色違いポケモンの緑のカラカラ、青のポニータに出会えるイベントを実施している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR