米Googleは11月27日(現地時間)、2017年に発表した1タップでAndroid端末にBluetoothヘッドセットやスピーカーを接続する機能「Fast Pair」を2019年にはChromebookでも利用できるようにすると発表した。
Fast Pairは、Android 6.0以降を搭載するAndroid端末に、Fast Pair互換の周辺機器を簡単に接続する機能。Androidスマートフォンのペアリングボタンをタップすると通知エリアにアイコンが表示され、接続したい機器を選べば接続が完了する。
Androidスマートフォンは最近では3.5ミリオーディオジャックを備えないモデルが増えている。また、Googleは今年、3.5ミリオーディオジャックのないChrome OS搭載タブレット「Pixel Slate」を発表した。こうした端末の増加により、Bluetooth接続オーディオ端末の接続簡易化が求められている。
Fast Pairを使うには、Bluetooth機器側がサポートしている必要がある。Jaybirdが対応イヤフォンを販売している他、Googleは、向こう数カ月中にBoseやAnkerなどから対応機器が登場するとしている。
また、QualcommやBESなどのBluetoothオーディオメーカーと協力し、ネイティブなFast PairサポートをSDKに追加することでメーカーの労力を軽減していくという。
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