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» 2019年02月09日 07時00分 公開

荻窪圭のデジカメレビュープラス:ポケットに入る超望遠、イマドキのコンデジはここまで進化していた(後編) (1/4)

スマホとデジ一眼が注目される一方、話題に上らなくなってきたコンパクトデジカメ。でも、市場から消えたわけではなかった。後編ではキヤノン「Powershot SX740HS」を取り上げる。

[荻窪圭,ITmedia]

 前回はソニーの「Cyber-shot DSC-WX800」と「DSC-HX99」をレビューした。今回はそのライバル機となるキヤノンの「Powershot SX740HS」を。

 こちらは旧き良きコンパクトデジカメ時代の主力機種を今の時代に合わせつつ進化させてきたモデルといってよさそうだ。

 720HS以来の伝統であるコンパクトな40倍ズーム機だ。

キヤノンのSX740HSは40倍ズームで邁進する

Powershot SX740HS。前回のソニー「DSC-WX800/HX99」に比べるとちょっと大きいが、それでも40倍ズームとは思えないコンパクトさだ

 イメージセンサーは1/2.3型で約2030万画素(総画素数2110万画素)。WX800/HX99と同等のセンサーを使っているのだろう。

 レンズは24-960mm相当(実焦点距離は4.3-172mm)の40倍ズーム。SX720HSで採用された光学40倍を維持している。

 開放F値はF3.3-6.9。HX99/WX800に比べると広角側がちょっと明るい。

 960mm相当までのおそろしい超望遠でありながら、ファインダーはなし。

 グリップが付いているので握りやすいが、960mm相当を背面モニターで撮ることになるわけで、構えたときの手のブレで構図がなかなか定まらない感じがある。約3.5段の手ブレ補正が効くので、撮影時の画像は止まってるんだけど。

オートで広角端。シャドウ部がけっこう持ち上がっていてめちゃ爽やかな写り(24mm相当 1/2000秒 F4.5 ISO100)
960mm相当の望遠端で。奥に見えるガスタンクのてっぺんあたりを狙ってみた。40倍はすごい(960mm相当 1/1000秒 F6.9 ISO100)

 背面モニターはチルト式。タッチパネルが非搭載なのは残念。これは対応してほしかった。オート時はAFポイントもカメラ任せになるので。

上面はシンプルだが撮影モードに注目。モニターは上に180度チルトするタイプ。タッチパネルは欲しいよね

 上面には撮影モードダイヤルや電源やズームレバーという伝統的な構成。撮影モードダイヤル上に刻印された撮影モードの種類が豊富なのが特徴だ。

 背面はロータリーダイヤルを兼十字キーを中心に4つのボタンが配置されてる。このボタンもキヤノンらしさが出ている。

背面。ロータリーダイヤルの上にある2つのボタンがポイント。フレーミングアシストボタンと無線ボタンだ

 では撮影する。

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