コンピュータで“錯視”の謎に迫る
同じ色でも濃淡が違って見える不思議な絵 “エッジ”が生み出す錯視、あなたはどう見える?(1/3 ページ)
連載:コンピュータで“錯視”の謎に迫る
あなたが今見ているものは、脳がだまされて見えているだけかも……。この連載では、数学やコンピュータの技術を使って目に錯覚を起こしたり、錯覚を取り除いたり──。テクノロジーでひもとく不思議な「錯視」の世界をご紹介します。
2019年に入って最初の回です。まずは遅ればせながら新年のごあいさつを。
実はこれ、錯視画像です。どのような錯視がどこにあると思いますか。恐らくこの画像をご覧になると、いろいろな濃さの部分があるように見えるでしょう。しかし本当はイノシシや文字、花などは輪郭のところを除いて、全て背景と同じ濃さの色になっています。違った濃さに見えるのは錯視です。これを示すため、輪郭の部分を隠してみましょう。
どこも同じ濃さになっていることが分かります。「信じられない」「ひょっとして同じ濃さの画像に代えているのでは」とお思いの方は次の動画でさらにご確認ください。
この錯視を「新しいタイプのエッジに起因する錯視」と呼んでいます(理由は後述)。今回はこのような輪郭線を境に、同じ濃さなのに違って見える錯視の話をします。
1.クレイク・オブライエン・コーンスィート効果
この種の錯視で古くから知られている有名なものに、少し長い名前ですが「クレイク・オブライエン・コーンスウィート効果」と呼ばれる錯視があります。次の図をご覧ください。
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コンピュータで“錯視”の謎に迫る
あなたが今見ているものは、脳がだまされて見えているだけかも……。この連載では、数学やコンピュータの技術を使って目に錯覚を起こしたり、錯覚を取り除いたり──。テクノロジーでひもとく不思議な「錯視」の世界をご紹介します。
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