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» 2019年03月13日 11時38分 公開

Google系列のJigsaw、SNSでの毒コメントを非表示にするChrome拡張機能「Tune」

Alphabet参加のJigsawが、機械学習採用の毒コメント非表示ツール「Tune」をChrome拡張機能としてリリースした。YouTubeやTwitterのコメント欄の不快なコメントだけを非表示にする実験的なツールだ。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Alphabet傘下のシンクタンクJigsawは3月12日(現地時間)、TwitterやRedditなどのソーシャルサービスに表示される毒のあるコメントを非表示にする実験的なChrome拡張機能「Tune」を公開したと発表した。

 tune 1

 同社が2017年2月に公開した機械学習API「Perspective」を採用している。Perspectiveは、パブリッシャーがサービス上の不適切なコメントにリアルタイムで対処できるようにするためのAPI。Tuneは、ユーザー側で不適切なコメントの表示レベルを調整するための拡張機能だ。

 tune 2 表示ボリューム調整

 毒コメントの評価基準は対象のコメントに似た過去のコメントへの評価。機械学習で評価の確度は向上しているが、まだ確実に毒コメントを検出できるわけではなく、毒ではないコメントを非表示にしてしまうこともあり、この拡張機能はあくまでも実験的なものだとしている。

 今のところ、Tuneで毒コメント表示を調整できるサービスは、YoTube、Twitter、Facebook、Reddit、Disqusのみ。表示レベルは「完全に非表示」から「完全に表示」まで、音量調節つまみのようなUIで調整できる。

 Twitterのドナルド・トランプ氏のツイートのスレッドで試してみたところ、つまみを完全表示から完全非表示に回していくのに合わせて表示されるコメントが減っていった。YouTubeでは、非表示になったコメントは●で表示され、クリックすると表示できた。適切なサンプルを見つけられなかったため、日本語でも有効かどうかは確認できなかった。

 tune 3 非表示にしたコメントの毒レベルも表示される

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