米エネルギー省(DOE)と米Intelは3月18日(現地時間)、米国初になるエクサスケールのスーパーコンピュータ「Aurora」を2021年までに同省のアルゴンヌ国立研究所に納入すると発表した。
エクサスケールとは、1秒間に100京回の計算が可能なことを言う。日本の理化学研究所と富士通はエクサスケールのスパコン(ポスト「京」)の2021年までの完成を目指している。
DOEとIntelの契約規模は5億ドル以上。Intelは米Crayと共同でAuroraを開発する。Auroraは従来のHPCとしても、AIとしても操作でき、気候モデリング、薬物反応予測、有機太陽電池の素材発見などに活用していく。
Auroraは、Intelの次世代「Xeon Scalable」プロセッサ、「Intel Xe」コンピューティングアーキテクチャ、次世代「Optane DC」パーシステントメモリを採用。Crayの次世代システム「Shasta」の200台のキャビネットで構成される。
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