米Appleの3月25日(現地時間)のスペシャルイベントでは、定額制のニュース記事・雑誌配信サービス「Apple News+」、新しい「Apple TV」アプリと同アプリ経由で利用する定額制動画サービス「Apple TV channels」、オリジナルコンテンツ「Apple TV+」、オリジナルクレジットカード「Apple Card」が発表された(新しいハードウェアは何も発表されなかった)。
ここでは、既に公開されているスペシャルイベントの動画から、話題を呼んだシーンをいくつかご紹介する。
イベントは、「It’s show time」というタイトルにふさわしい、70年代のハリウッド映画のオープニングクレジットのような動画の放映でスタートした。
Macintoshの起動音で始まり、コマンドキーのデザインや「1984」のシーン、「Macintosh Plus」、iPodのCMなどでAppleの歴史を短くたどり、「音楽:ポケットの中の5000万曲」、「脚本:Apple Pencil」、「制作アシスタント:Siri」、「制作:100%再生可能エネルギー」、「監督:THE CRAZY ONES(1997年の有名な「Think Different」CMより)」で終わる。
「Apple News+」のアプリ紹介を担当したアプリデザイン担当ディレクター、ワイアット・ミッチェル氏のファッションは、オフホワイトのジャンプスーツにコンバースのスニーカー。Appleのイベントでは伝統的に、少なくとも男性は控えめな色のボタンダウンシャツにチノパンツが定番なので、Twitterなどで「これが今のはやりのファッションなの?」などと話題になった。
「Apple TV+」のオリジナル番組の1つ、子ども向けのプログラミング教育番組「Helpsters」の紹介で、セサミストリートの人気者、ビッグバードがプレゼンターとして登場した。
J・J・エイブラムス監督のドラマ「Little Voice」で主役を演じるシンガーソングライターのサラ・バレリスが、このドラマのための楽曲「Little Voice」をキーボードの弾き語りで披露した。
最後に紹介されたのはオプラ・ウィンフリー。番組紹介の後に再度登場したティム・クックCEOは、オプラとハグし、「この日を一生忘れない」と言いながら涙を拭った。
かつてはこうしたイベントでステージに立つことが多かったインターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長、エディ・キュー氏は今回は客席からショーを見守っていた。
イベントの録画は、特設サイトで視聴できる。
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