米Facebookは4月30日(現地時間)、年次開発者会議「F8 2019」で、コミュニケーションサービス「Facebook Messenger」の新機能を発表した。
Facebook Messengerのデスクトップアプリへのリクエストは非常に多かったという。音声チャットやグループビデオチャットも可能だ。年内に世界で公開の予定。
F8の基調講演でマーク・ザッカーバーグCEOは、Facebook Messengerをプライベートなリビングルームのようにしていくと語り、そのために高速化し、ユーザーインタフェースをシンプルにし(これは3月に発表したM4で実現)。エンドツーエンドの暗号化などで安全性を高めていくと語った。
高速化は、バイナリサイズを(傘下の)WhatsAppの93MBよりも小さい30MBにし、起動時間はWhatsAppが1.8秒のところ、1.3秒にする。ザッカーバーグ氏は、「競合アプリより2倍速く、7倍小さい」と語った。具体的な提供予定はまだ公表されていない。
「友達」タブに、頻繁にチャットする友達のFacebookへの投稿やストーリーを表示するようになる。提供は年内の予定。
Messengerのグループで動画を再生し、グループ全員でその動画をリアルタイムで鑑賞する機能も追加する。リビングルームでテレビを見ながら談笑するように、Messenger上で楽しめるとしている。こちらも提供は年内の予定。
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