「LINEは、人と人・情報・コンテンツ・サービスなどのあらゆるものが、オンライン・オフライン問わず、いつでもどこでも、最適な距離でシームレスにつなげることを目指している。それらの核となるのがコミュニケーションアプリ『LINE』で、親しい人たちとのコミュニケーションの場であると同時に、コアバリューである“コミュニケーション”を起点にユーザーの皆様と皆様の生活との距離をもっと快適・便利にするためのゲートウェイの役割も持っている」
質問に対する直接的な回答は得られなかったが、LINEの関連サービスを拡充することはあっても、シンプル化していく方向ではなさそうだ。「あらゆるものをつなげる」「LINEはゲートウェイ」という表現からは、LINEに集まるユーザーを関連サービスに誘導する動きを今後も強化していく、という方向性が読み取れる。「シンプルなLINEに戻してほしい」というユーザーの要望は、叶いそうにない。
一方で同社は、UIについてのユーザーの声にも耳を傾けているという。担当者は「オンラインに上がる皆様の声を拝見したり、ユーザーインタビューを行うなどして、常に皆様の使い心地を重視しながらサービスやUIのアップデートを進めている」とし、「今後も皆様の声や要望に耳を傾けながら、サービスのアップデートおよびUIの改善を重ねる」と述べている。
メッセージアプリとしての使いやすさと、サービスの拡充を両立できるか。難しい舵取りが続きそうだ。
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