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書いた文字が「発光」する掲示板が登場 店舗の看板、災害時の誘導など想定

» 2019年05月14日 14時45分 公開
[ITmedia]

 文具メーカーのキングジムは5月14日、市販の水性ペンで書き込んだ文字や絵が発光して見える掲示板「光る掲示板 HK10」を発表した。スイッチを入れると内蔵するLEDが点灯し、文字や絵を照らし出す仕組み。店舗の看板や、災害時の避難経路の案内板などの用途を想定する。

 発売日は6月14日で、価格は税別1万2800円。初年度の販売目標は1万台。

photo 「光る掲示板 HK10」

 文字や絵は濡らした布やティッシュで消せるため、繰り返し使える。発光のパターンは、常時点灯、早い点滅、遅い点滅の3種類。明るさは強弱の2段階を切り替えられる。

 キングジムは「伝えたいメッセージによって点滅パターンを変えたり、昼と夜で光の強さを使い分けたりできる」としている。

 防水規格がIPX4に準拠した専用バッグが付属するため、雨や水しぶきがかかる環境下でも使用できる。付属のショルダーベルトを装着すれば、持ち運びなから使える。

photo 商品の詳細

 サイズは460(幅)×25(奥行き)×335(高さ)ミリ。重量は約1キロ。給電方法はACアダプターと乾電池(単3×5本)から選べる。連続点灯時間は、強い明るさの場合は約10時間、弱い明るさの場合は約20時間(アルカリ乾電池使用時)。

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