米Facebook傘下のInstagramは5月23日(現地時間)、縦位置(バーティカル)での動画配信が特徴の動画アプリ「IGTV」を横位置(ランドスケープ)にも対応させたと発表した。ユーザーから多数の要望があったためとしている。
IGTVは2018年6月に公開した動画アプリ。最長1時間の動画を投稿でき、投稿はInstagramアプリにも表示される。Instagramの写真と同様に、スマートフォンを縦位置に持ったまま全画面で気軽に動画を視聴できるよう、縦位置のみに対応していたのが特徴の1つだった。
だが、YouTubeなどを含む複数のプラットフォームに投稿したいクリエイターは、IGTV用に別途撮影が必要ということもあり、縦位置対応を望む声があった。
InstagramはInstagramアプリの「発見」タブのトピックチャンネルにIGTVを追加するなど、IGTV普及に注力している。米調査会社のSensor Towerによると、米国でのiOS向けの無料動画・画像アプリランキングで、Instagramは2位だが、IGTVは100位以内に入っていない。1位はSnapchatで、TikTokは5位だ。
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