米Twitterは6月6日(現地時間)、サービス上で許容される行為を規定する「Twitterルール」をシンプルに改定したと発表した。
ここ数年、新たに浮上する問題に対処するために新しいルールを追加したり、既存のルールを更新したりを繰り返してきたが、こうした変更の結果、ルールが混乱し、理解しにくくなっていたことに対処する目的だ。
これまで約2500ワードあったルールを600ワード以下にまとめ、Twitterで許されていない行為を明確に説明した。日本語サイトにも反映している。
また、ルールをセキュリティ、プライバシー、信頼性の3つのカテゴリに分けることで、探している情報(なぜ自分のアカウントがブロックされたかなどの情報)を見つけやすくした。さらに、問題のあるツイートを報告する方法のステップバイステップの説明や、報告によって何が起こるかの詳細などの情報も盛り込んだ。
根幹となるルールをシンプルなハブにし、個別の詳細をリンク先のヘルプページにまとめることで、理解しやすくした。
同社はまた、選挙の清廉性と、プラットフォームの操作およびスパムについての詳細を追加した。
TwitterやYouTubeなどのプラットフォームは、問題のある投稿の規制と表現の自由のバランスに苦慮している。YouTubeも前日、ポリシー改定を発表している。
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