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段違いの高画質、仕事に使える360度カメラ「THETA Z1」荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/4 ページ)

» 2019年06月21日 18時04分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 大抵の場合、実際に撮影した360度分のうち一部だけを見ることになるので、どうしても解像度が重要になる。

 そこで、THETA Z1の登場である。

 実際にはどのくらい違うか。従来の上位モデルだったTHETA Vといつものガスタンクで撮り比べてみた。

左がTHETA V。右がTHETA Z1。センサーサイズが大きく違うので、レンズの大きさが違うし、幅も少し大きくなった。ボタンの一やモニターの有無もポイント

 撮影した画像はこれ。THETA Z1のものだ。

360度すべてが写し込まれるている

 VR撮影用の三脚(マンフロットのPIXI EVO+4段ポールキット)を使い、同じ場所でそれぞれで撮影した全天球画像をPC用のTHETAアプリに転送して実際にVR画像を楽しむ状態で比べたのがこちらだ。

撮影風景
THETA Vで撮影したもの
THETA Z1で撮影したもの

 全然違うのが分かるかと思う。

 もっとよく分かるよう、最大倍率まで拡大してみた。

THETA Vで撮影したもの
THETA Z1で撮影したもの

 はい。もうどちらがZ1か一目瞭然(りょうぜん)。

 THETA Z1も1型センサーとはいえ、魚眼レンズで撮ったものを拡大しているので超高画質というわけではないが、普通に「超広角レンズで撮った写真」としてそのまま使えちゃうレベル。

 しかも撮った後で構図や画角を自由に調整できるのだ。

 さてもうちょっとこの2台を比べてみよう。

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