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APIで他社システムと連携するダイレクトメール発注サービス 日本郵政が提供開始

» 2019年07月10日 17時12分 公開
[谷井将人ITmedia]

 日本郵政グループのJPメディアダイレクト(東京都港区)は7月10日、顧客企業のシステムとAPIで連携できる、ダイレクトメール(DM)の発注プラットフォーム「DM Connect」の提供を始めると発表した。広告はがきなどの印刷から発送までを一括して発注できる。

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 顧客企業が展開するECサイトやマーケティングツールとAPIで連携させて、宛名データを取り込めるDMの発注サービス。DMの印刷や宛名の印字、郵便局への差し出しまでを自動化できる。DM印刷の仕様や内容を基に適した印刷会社を決める仕組みで、品質や納期、価格を最適化できるという。オンデマンドで1枚の印刷から対応する。

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 広告はがきや商品カタログなど「紙のDM」を見込み客に発送するアナログマーケティングの手法は、電子メールが届きにくい顧客層に情報を届けたり、電子メールと組み合わせたりすることで訴求効果の向上が見込めるなど、近年は再評価されているという。

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