テークアウトの仕組みも改善。顧客がアプリですしネタを選んで事前に決済すると、従業員が予定の時刻までに調理を終えて店頭で手渡しするサービスを開始。11月上旬までに全店舗に広げる予定だ。
消費増税に伴う軽減税率制度により、10月1日から消費税体系が変わる(テークアウト時は8%、イートイン時は10%)ことに備える目的がある。類似したサービスは、競合のスシローや、スターバックス コーヒー ジャパンが始めている。
くら寿司はこの他、インバウンド需要に備え、アプリを4カ国語(英語、韓国語、中国語繁体字、中国語簡体字)に対応させた。
ゆくゆくは、顧客の購買データを分析し、個々人の好みに応じたネタをアプリ上でレコメンドするサービスの提供も視野に入れている。
くら寿司の田中信副社長は「『スマホ de くら』を、待ち時間の短縮と適切な人員確保につなげたい。商品もレベルアップし、顧客が足を運びたくなるような店舗づくりを目指す」と意気込みを語った。
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