KDDIは7月26日から、月間のデータ容量に上限を設けないスマートフォン向けプラン「auデータMAXプラン」を提供する。基本料金は月額8980円で、各種割引を併用すると月額5980円から使える。
具体的には、加入した家族の人数に応じて月額料金を割り引く「家族割プラス」、固定通信サービスとセットで契約するとスマホの月額料金を割り引く「auスマートバリュー」――を適用すると、家族が2人の場合は1人当たり月額7480円、3人以上の場合は月額6980円になる。
申し込みの翌月から6カ月間、月額料金から1000円を割り引く「auデータMAXプラン スタートキャンペーン」も併用できる。家族が3人以上いるユーザーが利用すると、月額料金を5980円に抑えられる、という計算だ。
競合他社では、ソフトバンクが昨秋から大容量プラン「ウルトラギガモンスター+」を提供している。データ容量は月間50GBまで使え、動画サービスやSNSのデータ通信量はカウントせず使い放題にするプランだ。9月末まではデータ容量に上限を設けない「ギガ使い放題キャンペーン」を展開している。
NTTドコモは6月から、月間30GBまでデータ通信を利用でき、超過後の速度制限時も送受信1Mbpsで通信できる「ギガホ」を提供している。
KDDIは、「auフラットプラン」のデータ容量を7GB・20GB・25GBから選べるようにしている他、Twitterなど特定のSNSのデータ通信をカウントしない「auフラットプラン7プラス」を提供しているが、使い放題のプランは用意していなかった。
auデータMAXプランを提供することで、「YouTube」「AbemaTV」といった動画サービスなどを日常的に利用するヘビーユーザーの獲得と流出防止を図っていく。
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