米Appleが、2018年にGoogle、Microsoft、Facebook、Twitterが立ち上げたユーザーのためのデータ転送プロジェクト「Data Transfer Project」(以下、「DTP」)に参加した。参加日時の発表はないが、公式サイトに「正式に参加した」とある。米The Vergeによると、7月30日(現地時間)という。
DTPは、ユーザーがクラウド上に保存している自分のデータを、異なるサービス間でシームレスに転送できるようにすることを目指すプロジェクト。参加企業はそれぞれ、ユーザーが自分のデータをダウンロードするツールは提供しているが、DTPでは、一旦ダウンロードする手間をかけずに、例えばGoogleドライブのデータをMicrosoftのOneDriveに直接転送することを可能にしようとしている。
プロジェクトはまだ一般ユーザー向けのツールの提供には至っていないが、2018年の立ち上げからこれまでに、18のコントリビューターが4万2000行以上のコードを追加し、多数のフレームワークやAPIが追加されている。
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