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Huawei、8月9日に「HongMeng OS」発表か 中国官営メディアが報道

» 2019年08月06日 06時20分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 中国Huaweiが8月9日から広東省東莞で開催の開発者会議で独自OS「HongMeng(鴻蒙) OS」を発表し、年内に同OS搭載の廉価版スマートフォンを発売すると、中国官営メディアのGlobal Timesが8月4日(現地時間)、情報筋の話として報じた。

 huawei 1 Global Timesの記事

 情報筋によると、HongMeng OS搭載端末は価格は約2000元(約3万円)で、第4四半期に「Mate 30」シリーズと同時に発表されるという。HuaweiはAndroidアプリとの互換性をテスト中で、データ暗号化機能も備えると情報筋は語った。

 9日の開発者会議では、同OS搭載の最初の端末としてスマートテレビが披露されるとみられている。

 huawei 2 Huaweiの開発者会議はライブ配信される予定

 Huaweiのリャン・ファ会長は7月の業績発表で、HongMeng OSの存在を認め、主にIoTおよび産業用のOSだが、米GoogleがAndroid OSの提供を停止したら、長期戦略の一環としてこのオリジナルOSを採用する可能性があることをほのめかした。

 米商務省が5月、Huaweiとその関連企業に対する米企業による製品およびサービスの提供を規制すると発表し、GoogleはHuaweiとの取り引きを一時停止したと米Reutersが報じている

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