米Googleは8月20日(現地時間)、主に新興国市場向けに展開している「Android Go」の軽量検索アプリ「Google Go」を世界で公開したと発表した。日本でもGoogle Playストアからダウンロードできる。
Google Goは、2017年12月に発表したローエンド端末向けOS「Android Oreo(Go edition)」のGoogleアプリとして登場した。アプリ容量が約7MBと軽量で、ネットワークが不安定な環境でも検索が可能という。通常のGoogleアプリでも可能な、オフラインでの検索をネットに接続できてから表示する機能も備える。
Google Goには検索の他に、音声検索、画像およびGIFの検索、翻訳、「Google Lens」、Webページの読み上げ機能もある。Google Lensについては、Google I/O 2019で予告されていた。
Webページの読み上げ機能はGoogleアプリにはない機能だ。例えば検索結果からWebページを選んで表示すると、画面下中央に再生ボタンが表示され、これをタップすると音声読み上げが始まる。筆者が試した範囲では、日本語、英語だけでなく、中国語、ポルトガル語でも利用できた(ロシア語、インドネシア語は再生できなかった)。読み上げ速度も調整できる。
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