任天堂は9月12日、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」向けのゲームソフト「リングフィットアドベンチャー」を10月18日に発売すると発表した。両手で握る「リングコン」と太ももに装着する「レッグバンド」に、SwicthのJoy-Con(ジョイコン)をはめ込み、全身を動かしてプレイするフィットネスゲームだ。ゲームソフト、リングコン、レッグバンドのセットで、価格は7980円(税別)。
リングコンとレッグバンドがプレイヤーの身体の動きを感知し、画面内のキャラクターにも反映される仕組み。ゲーム内容は「闇のドラゴン」が支配する世界を冒険する──というもので、現実世界で足踏み(ジョギング)をするとキャラクターも道を走る。
道中で敵に遭遇すると、バトル画面に移行。スクワットをしたり、ヨガのポーズをとったりすると敵を攻撃できる。相手の攻撃から身を守りたいときは、リングコンを腹筋に押し当ててキープすると、ダメージを軽減できる仕組みだ。「毎日アドベンチャーゲームを進めるだけで、自然にフィットネスができる」(任天堂)という。
短時間でさまざまな運動ができる「お手軽モード」も用意。制限時間内で同じ動きを繰り返す「シンプル」、キャラクターを操作してハイスコアを目指す「ミニゲーム」、決められた運動メニューを連続でこなす「セットメニュー」から選んでプレイする。運動後は、消費カロリーを表示したり、リングコンに触れることで脈拍を測定したりでき、運動負荷が適切かどうかを確かめられる。
これまで任天堂は、旧世代機「Wii」「Wii U」向けにフィットネスゲーム「Wii Fit」「Wii Fit Plus」「Wii Fit U」を発売し、ヒットを記録。今回発表した「リングフィットアドベンチャー」は、ネット上では「Switch版Wii Fit」などと呼ばれ、注目を集めている。
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