今回、記者がiPhone 11 Proを発売日に1万円引きで購入できたのも、まさにこのキャンペーンによるものだ。残念ながら通常のカード決済が全て還元の対象となるイオンカードはiPhone発売のタイミングに期間があわずヒヤッとしたが、Appleの店頭はQUICPay決済に対応していたため、既に持っていたJCBカードでキャンペーンを利用できた。
問題がなければ来年3月に1万円がキャッシュバックされる予定で、定価で13万2624円(8%税込、以下同)のiPhone 11 Pro(256GBモデル)を12万2624円で買えたことになる。家電量販店でも値引きやポイント還元がないApple製品の場合は特に有効だろう。
冒頭の下取り額と合わせれば、最低限の出費でiPhone XSから最新モデルへアップグレードできた計算だ。今回はAppleのストアでの購入だったが、キャリアが販売するiPhoneも、一括購入であれば同様に還元を受けられるだろう。
コード決済が大型の還元キャンペーンを始めた当時も同様だったが、還元キャンペーンの存在や仕組みを知っているのと知らないのとでは、家庭の支出に大きな差が生まれるケースが今後も増えるだろう。今回はある意味、記者の嗜好(しこう)品に近い事例ではあったが、増税を機に、キャッシュレスや還元事業について理解を深めてみるのも悪くないはずだ。
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