米Facebookは10月3日(現地時間)、Instagramで設定した「親しい友達」とだけ交流するための新アプリ「Threads from Instagram」(以下、「Threads」)を、世界で公開したと発表した(本稿執筆現在、日本のApp Storeでも確認できたが、筆者の環境ではGoogle Playストアの検索結果には表示されない)。
基本的な機能はInstagramと同様に、写真や動画を編集して投稿することだが、それを見られるのがInstagramで設定した親しい友達だけになる。
Instagramの「親しい友達」は、昨年12月に追加された機能。よりプライベートなストーリーを共有したい人を選んでリストにしておくと、ストーリーの投稿時に限定公開先として選択できるようになる。Threadsはこのリストを流用する。Threadsで改めて編集することも可能だ。
Instagramで親しい友達だけとストーリーを共有するには数ステップ必要だが、Threadsからであれば2ステップで共有できる。Threadsで共有したストーリーは、共有相手はInstagramでも見ることができる。従来通りInstagramから親しい友達にストーリーを投稿することもできる。
Threadsのもう1つの特徴は、絵文字での「ステータス」の表示だ。「移動中」「勉強中」「カフェ」などのステータスを表示することで、すぐに反応できない理由やチャットできる状態であることなどを友達に示せる。
ステータスは自分で独自のものを作ることもできる。また、「自動ステータス」をオプトインしておくと、端末のバッテリー状態を検知して「バッテリー残量少」ステータスや、(アプリへの位置情報提供を有効にしている場合)位置情報に基づいて「移動中」「自宅」「カフェ」などの絵文字が自動的に表示される。
位置情報による自動ステータスで「カフェ」などと表示する場合、具体的な店名や住所は表示しない。自動ステータスのための情報はサーバには送られず、一定時間ユーザーの端末に保存されるという。
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