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ポケモンGOの「ミュウツー」レイドアワーで起きた不可解なこと

» 2019年10月08日 22時52分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(以下、ポケモンGO)で10月8日に実施されたミュウツーのレイドアワー。今回のイベントでも不可解な現象がいくつも起きていたので紹介したいと思います。

ミュウツーのHPはもうゼロよ

 午後6時。会社近くのジムは、自転車の中学生軍団から会社帰りのビジネスマン、談笑しながらスマホ画面をたたくOLの集団などで賑わっていました。

 早速、出現したミュウツーを18人で瞬殺……したかと思いきや、サーバ側の処理が追い付かないのでしょうか。いつまでたってもバトルが終わりません。

体力ゲージはゼロなのに終わりません

 新規勢と思われる人たちがザワザワし始める中、先輩トレーナーらしき人が声を上げました。「こういうときは慌てずに待ちます」。慣れてらっしゃる。

 とはいえ、仕事を抜け出してきた私はあまり待てません。別の場所で同じ現象に遭遇していた知人の「再起動でゲッチャレ行けた」というメッセージを信じてアプリを再起動。無事にゲットチャレンジに移行できました。1球目であっさりミュウツーを捕獲できたので、サーバの負荷を軽減するためにNianticが一時的に捕獲率を上げたのかもしれません。

 次のレイドパスをゲットし、十数メートルほど離れたジムで参戦。3カ所を巡り、色違いや高個体値には恵まれなかったものの、全て捕獲に成功して意気揚々と帰社しました。

 ところが、ミュウツーのレイドアワーは終わっていなかったのです。

もっと特別な技を覚えていたミュウツー

 午後8時過ぎ、知人のメッセージでまだミュウツーレイドが続いていることを知ります。周囲を確認すると、確かに一部のジムにミュウツーの姿が……。

居残りミュウツー

 スタート直後の障害に対する補填でしょうか。あるいは単なる設定ミスかもしれませんが、午後7時台に黒タマゴから孵化したミュウツーが結構いたようです。

 しかも、遅れてきたミュウツーは、「サイコブレイク」ではなく「シャドーボール」を覚えていた模様。シャドーボールといえば、初期のEXレイドでミュウツーが覚えていたゲージ技の1つで、高く評価されながら一度はレガシー技(以前は覚えたが今は覚えない技)となり、現在は「復刻」という形で再びEXレイドに登場しています。

 つまり午後7時以降にミュウツーレイドをした人たちは、特別なレイドパスなしでEXレイドに参加できたようなもの。EXレイドのために一生懸命マーキング(抽選に参加するため該当するジムでレイドをすること)している人たちが聞いたら怒りそうです。

 もっとも新規勢にとって一番不可解なのは、いくつものトラブルがあっても「ナイアンティックだから(仕方がない)」の一言で片付けてしまう古参トレーナーたちかもしれません。

【訂正:2019年10月10日更新 ※技の名称の誤りを修正しました】

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