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除菌に力を入れた「一台三役」、ダイソンが加湿空気清浄機「Dyson Pure Humidify+Cool」発売

» 2019年11月14日 17時54分 公開
[ITmedia]

 ダイソンは11月14日、「羽根のない扇風機」の技術をベースに、空気中の微細粒子を捉えるフィルターや超音波式の加湿機能を加えた一台三役の加湿空気清浄機「Dyson Pure Humidify+Cool」を発表した。年間を通じて空気清浄機として使える他、夏は扇風機、冬は加湿器にもなる。直販価格は8万8000円(税込)で、29日から直営店や家電量販店で順次販売する。

「Dyson Pure Humidify+Cool」

 同社製の加湿器の特徴でもある紫外線(UV-C)除菌システムが進化。新たに水を汲み上げるチューブに光を反射する素材を用い、反射したUV-Cが水を何度も通過する仕組みとした。加湿フィルターも銀繊維を6ミリ間隔で編み込んだ抗菌仕様だ。

水を汲み上げるチューブ内でもUV-C除菌を行う

 5リットルの容量を持つ水タンクで最長36時間、室内を加湿できる。メンテナンスが必要になると「加湿お手入れ」ボタンが点灯し、前面ディスプレイに案内が表示される。

 本体のサイズは312(幅)×312(奥行き)×923(高さ)ミリ。重量は8.29キロ。

 ダイソンで空調家電製品カテゴリーのグロバール・カテゴリー ディレクターを務めるチャーリー・パーク氏は、「ダイソンには高度なスキルを持った微生物学者のチームと先端生化学研究所がある。この分野の知識を工学原理と組み合わせ、衛生的な屋内環境を維持するこの製品を開発した」としている。

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