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ポケモンGOで「ポケストップ」登録申請が可能に レベル40のトレーナーから

» 2019年11月14日 19時39分 公開
[本田亜友子ITmedia]

 スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)を運営する米Nianticは11月14日、アプリ内に「ポケストップ」候補を申請する機能を追加した。レベル40のトレーナー(プレイヤー)が対象。2018年からブラジルや韓国など一部の国では申請が可能だったが、日本のトレーナーにもようやく開放された。

 「ポケモンGO」の設定画面に「ポケストップを増やす」という項目が追加された。その下には「7件選出できます」「14日後に新たに選出ができます」と書かれており、一度に申請できる件数に上限があることが分かる。

「ポケモンGO」の設定画面に「ポケストップを増やす」メニューが登場

 「選定ガイドライン」を開くと、NianticHelpの「ポケストップ候補を申請する」ページが表示され、「申請にふさわしいポケストップとは」「申請対象にならないポケストップ候補」などの条件が書かれている。

 申請の手順は、(1)ポケストップ候補の対象物がある場所へ行く、(2)マップ上で場所を設定する、(3)対象物の写真を撮影する、(4)周辺の写真を撮影する、(5)対象物の写真にタイトルと説明を追加する、(6)プレビューを確認して申請を送信する。さらに(7)申請する候補がポケストップとしていかにふさわしいものであるかを審査員に訴える文章を追加できる。

マップや航空写真で場所を設定する

 審査は「できる限り速やかに」進められるが、内容によっては「数週間から数カ月かかる場合もある」という。審査は、選定ツール「Niantic Wayfarer」(ウェイフェアラ)を使用して他のトレーナーたちが行い、合格した場合はポケストップまたはジムとしてゲーム内に登場する。

【申請にふさわしいポケストップ】

  • 興味深いエピソードがある場所や、歴史的または教育的に価値のある場所
  • 興味深い芸術作品や、一風変わったユニークな建築物(彫像、絵画、モザイク画、ライトアップなど)
  • 隠れた名所や地元で人気の場所
  • 公園
  • 公立図書館
  • 一般に開放されている宗教施設
  • 主要な駅やターミナル

【申請対象とはならないポケストップ候補】

  • 歩いて行くことができない場所

ポケストップ候補は、歩いて行ける場所にある事が大前提です。安全な歩道が確保されていない場合、たとえそれがポケストップとして価値があると思われるものであっても申請は却下されます

  • 個人の住宅およびその敷地
  • 消防署、警察署、病院の業務に支障をきたすおそれがある場所
  • 幼稚園や保育園、および、小中高校の敷地内にあるもの
  • 景観や山、滝といった自然の風景(ただし関連する看板、標識などの人工物は申請可能です)
  • 1年のうち特定の期間に設置されているもの(季節的な展示など)
  • 成人向けの店舗やサービス(酒屋、成人向けエンターテイメント、射撃場、銃器店など)

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