ITmedia NEWS >

“フォント好き”なら絶対楽しめる台湾・台北の旅(前編)デジタルネイティブのためのフォントとデザイン(3/4 ページ)

» 2019年11月29日 17時16分 公開
[菊池美範ITmedia]

台北の街でみかけたフォントとデザイン

 台北の街は古さと新しさが同居する場所だ。北京語の繁体字に混じる日本語と英語という、フォント探索にはたまらなく魅力的な街である。

photo
photo
photo 台北国際芸術村は板南線善導寺駅から徒歩で10分弱の距離にある施設だ。モダンさと台湾の伝統がうまく融合された、都市の中心にある文化施設となっている。新進気鋭の芸術家支援という面があるので、東京都千代田区にあるアーツ千代田3331のイメージと重なる部分がある。
photo
photo
photo 台北市民の憩いの場、中央芸文公園の端にある台北希望広場。訪れたのが日曜日だったこともあり、台湾各地から集まった農家の方々によって広場いっぱいにファーマーズマーケットが催されていた。素朴だが親しみやすいフォント、南国らしい果物をモチーフにしたオブジェが楽しい。活気に満ちたマーケットで販売されている農産物やお茶、調味料などのパッケージやラッピングに使われているフォントとデザインには地方色豊かな伝統的なものが多いが、中にはモダン志向なものもある。同等品が空港内のショップより安いものも多い
photo 台北市内でよく見かけた公共レンタルサイクル、U-bikeの貸し出しステーションにある端末。登録カードをかざしてロックが外れるタイプだ(2018年4月)
photo 善導寺駅近くにあるタピオカ屋さんの看板。台湾独特のカフェ文化は定着しているが、日本式のカフェも人気だ
photo 林森北路で見かけたトヨタのシエンタをベースにしたタクシー。広告をラッピングしたタクシーも見かけるが、法人タクシーのボディに記されたフォントは日本のタクシーよりも控えめだ
photo
photo 淡水信義線中山駅の近くにある証明写真機。機能的にはほぼ日本のものと同様のようで、撮影画像をスマートフォンに転送することもできる
photo 同じく淡水信義線中山駅の近くにある無人営業のクレーンゲーム機。子どもたちが好みそうなカラフルでかわいいフォントとデザインだ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.