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“フォント好き”なら絶対楽しめる台湾の旅(後編)【最終回】デジタルネイティブのためのフォントとデザイン(3/9 ページ)

» 2019年12月28日 09時00分 公開
[菊池美範ITmedia]
photo 昭和時代の国鉄で一般的だった、使用済みの「硬券」がショップで販売されていた。デザインもフォントも日本のそれと一瞬見間違うほど、懐かしいデザインだ
photo この写真は台湾ではなく、大宮駅内にある「RAILYARD」という鉄道グッズの販売ショップ。台湾のショップと比較するために掲載した。両者のショーウインドーの雰囲気に共通する雰囲気があり、鉄道関係のレトロなフォントやロゴマークが好きな方にはたまらないだろう。鉄道博物館を抱えるさいたま市ならではのお店だ
photo 台湾高速鉄道が扱う公式グッズのポスター。ストラップやポーチ、文房具は車両のイメージカラーを配したおしゃれでかわいいデザインで、QRコードと一体化したキャッチのフォントも同色のオレンジ色で構成されている
photo 台湾高速鉄道の台中駅にあるトイレの案内サイン。吊り下げ式の案内板に男女両方のトイレがあること、多目的トイレも完備していることが判別でき、適切な大きさと太さの案内矢印も配置され、台英併記の見やすいデザインだ
photo 台湾高速鉄道の台中駅の改札を出た広場には、地元企業のスクーターが展示されていた。台北でも台中でEVスクーターはよく見かけるようになってきた。ロゴタイプが日本語でも違和感のないレトロモダンな書体だ
photo 台鉄の台中駅前の広場にある巨大なモニュメント。駅前の再開発に伴い、新旧の施設のサインデザインの対比が際立つ。右奥に見える商業ビルのテナント看板は、日本の複合モールのそれと似た雰囲気がある
photo 台鉄の台中駅前の構内にある、無料のWi-Fiと充電設備を備えたテーブル。椅子で休憩したり、ちょっとした仕事や物書きをしている方を見かけた。テーブル側面の青地に黄色の目立つフォント使いは視認性と実用重視のデザインだが、白く抜いた台中駅のロゴとシンボルマークは洗練されている
photo 現在の台鉄台中駅外観と駅前広場。旧駅舎とは対照的な、ガラスを多用した開放的な駅舎だ

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