経路検索サービスを手掛けるジョルダンは1月21日、同社のスマートフォンアプリ「乗換案内」(iOS/Android)が、シェアサイクルサービス「ドコモ・バイクシェア」に対応したと発表した。利用者が出発地と目的地を入力すると、電車、バス、ドコモ・バイクシェアを組み合わせた最適な移動経路を表示する。
ドコモ・バイクシェアは、NTTドコモ傘下の同名企業が運営するサービス。都内11区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区など)と横浜市、川崎市、大阪市、仙台市など6エリアに、自転車の貸し出しと返却ができる「ポート」を設置している。
ジョルダンは今回の提携に当たって、ドコモ・バイクシェア社からポートの位置情報の提供を受けた。これにより、移動経路を検索する際は、出発地や経由駅とポートの距離をもとに、自転車のレンタル/返却に要する時間を算出し、結果に反映できるようになった。
この他、アプリ内の地図にポートを表示し、現在地や目的地からポートまでの経路を案内するナビ機能なども実装した。
一連の機能は、アプリの設定画面で「バイクシェア」をオンにすると利用できる。利用料は無料。
ジョルダンは近年、ITを活用して交通サービスをシームレスにつなぐ「MaaS」(Mobility as a Service)関連ビジネスに注力している。
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