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星空をオートフォーカスで、オリンパスがミラーレス一眼「E-M1 Mark III」発表

» 2020年02月12日 22時47分 公開
[ITmedia]

 オリンパスは2月12日、マイクロフォーサーズシステム規格準拠のミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1 Mark III」を発表した。店頭価格はボディ単体が20万円前後、12-40mm PROレンズキットは26万円前後(全て税別、オープン価格)の見込みで、2月28日に発売する。

ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1 Mark III」

 2016年発売の「OM-D E-M1 Mark II」の後継機。有効約2037万画素のLiveMOSセンサーに新画像処理エンジン「TruePic IX」を組み合わせたプロフェッショナルモデルだ。レンズ内手ブレ補正機構とボディ内の5軸手ブレ補正機構をシンクロさせることで最高7.5段の手ブレ補正を実現。暗所や超望遠撮影時でも、静止画、動画を問わず三脚を使わない撮影スタイルが可能になるという。

 画面内のさまざまなポイントでフォーカシングが行える121点オールクロス像面位相差AFセンサーを搭載し、動く被写体も捉え続ける。

 「星空AF」は、天体のオートフォーカス撮影を可能にする新機能。暗闇に光る微小な星にも確実にピントを合わせられるアルゴリズムを新たに開発した。

 マグネシウム合金を採用したボディは各所にシーリングを施し、防じん、防滴、耐低温設計。ボディ重量は約580グラム(CIPA準拠、付属充電池などを含む)。本体に装てんしたリチウムイオン充電池をUSB経由で約2時間で満充電にできる急速充電の他、USB PD規格のモバイルバッテリーにも対応した。給電しながらの長時間撮影が行えるため、「寒冷地での天体撮影などにも適している」という。

マグネシウム合金を採用したボディ

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