駅構内に入る「スターバックス コーヒー 高輪ゲートウェイ駅店」(仮称)は、公式モバイルアプリで事前に注文決済するとレジに並ばず商品を受け取れる「Mobile Order & Pay」設置店になります。また、Suicaなど交通系電子マネーによる決済にも対応。店内にはブース型シェアオフィスの「STATION BOOTH」も設置されるので、リモートワークにも良いかもしれません。
お弁当や飲料を購入できる売店は無人です。3月23日にオープンする「TOUCH TO GO」は、JR東日本が大宮駅や赤羽駅で実証実験を行ってきた技術を導入した店舗。カメラとAIが利用者と手に取った商品を認識し、決済エリアにいくと購入する商品や金額が表示されます。あとは交通系ICカードをタッチするだけ。ウォークスルー感覚で買い物できます。
高輪ゲートウェイ駅だけに注目が集まりがちですが、実は新駅の開業は品川駅周辺の再開発計画「品川開発プロジェクト」の一環として位置付けられていて、今後は駅を中心にオフィスビルや宿泊施設などの高層ビル群が建築される予定です。
これらの建物が完成し、“まちびらき”するのは2024年。実際に高輪ゲートウェイ駅の周辺を歩いてみると、あちらこちらに仮囲いで覆われた場所があり、工事やその準備が進んでいると実感します。
高輪ゲートウェイ駅の開業に伴い、2月17日から記念きっぷが発行されます。これは「高輪ゲートウェイ駅開業記念入場券(硬券)」と「高輪ゲートウェイ駅開業記念切手」「高輪ゲートウェイ駅開業記念クリアファイル(A4)」がセットになったもので、初回3000セットを販売し、価格は1セット2200円(税込)。駅で販売するのではなく、JR東日本のWebサイト「鉄道あんてな」での取り扱いになる点にはご注意ください。
この他、高輪ゲートウェイ駅の開業記念して作られた懐中時計(8800円)やTシャツ(2200円)もあります。懐中時計は500個の限定生産(シリアルナンバープレート付き)のため、興味のある方はお早めに。
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