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» 2020年02月17日 20時12分 公開

KDDI、残価設定型の端末購入補助を発表 月額負担を軽減、5Gスマホ購入のハードル下げる

KDDIが、新たな端末購入補助サービス「かえトクプログラム」を発表。機種ごとに、2年後の買い取り価格(残価)を設定。スマホを24回の分割払いで購入したユーザーは、本体価格から残価を差し引いた金額を月賦で支払える。5Gスマホ購入のハードルを下げる狙い。

[濱口翔太郎,ITmedia]

 KDDIは2月17日、新たな端末購入補助サービス「かえトクプログラム」を21日から提供すると発表した。同社が機種ごとに2年後の買い取り価格(残価)を設定。対象のスマートフォンを24回の分割払いで購入したユーザーは、本体価格から残価を差し引いた金額を月賦で支払える。25カ月目に端末をKDDIに返却し、新しい機種に買い替えた場合は、残価の支払いを免除する。

photo KDDIが「かえトクプログラム」を開始する

 5G対応スマホが従来機種よりも高額になることを踏まえた施策。月々の負担額を下げ、購入のハードルを下げる狙いがある。au以外のキャリアやMVNOのユーザーも利用できる。プログラムの利用料は無料。

 これまで提供してきた端末購入補助サービス「アップグレードプログラムNX」は、2月20日に新規受付を終了する。

「割引上限額2万円」に配慮

 総務省は、キャリアによるユーザーの囲い込みや、端末を頻繁に買い替えるユーザーの優遇を防ぐため、端末料金の過剰な値引きを規制。2019年10月、電気通信事業法の改正により、端末割引の上限額を2万円に制限した。

 これを受け、かえトクプログラムでは残価を高額に設定し、ユーザーの月額負担を大幅に下げることはしない方針。過去の中古市場の販売データなどを踏まえ、機種ごとに残価を設定するという。

photo 「かえトクプログラム」の仕組み

 25カ月目にスマホを買い替えず、同じ端末を使い続ける――というオプションも用意する。選択したユーザーは、所定の審査を通過した場合、残価をさらに24回に分割して支払える。au回線の契約者と「auWALLET ポイントプログラム」でゴールドステージ以上の会員は、審査を経ずに再度の24回払いを選択できる。

 現時点での対象機種は、縦に折りたためるスマホ「Galaxy Z Flip」をはじめ、「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」「iPhone 11」などの最新モデル。他の機種も幅広く追加する予定で、アップグレードプログラムNXよりも対象機種を増やすという。

 KDDIの松田浩路氏(コンシューマ事業企画本部 副本部長)は「5G時代も、端末をお得に広めていきたい」と語った。

photo 話題の「Galaxy Z Flip」も、月額負担を減らした形で購入できる

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