凸版印刷は3月16日、新型コロナウイルス感染症対策として、4月入社の新入社員向け研修をオンラインで行うと発表した。動画やライブ配信、コミュニケーションツールを活用する。
約420人の新卒社員が対象。自社で開発した教育システムを使い、これまでの研修で使ってきたテキストの内容をオンライン上で学習できるようにする。「ストレスマネジメント」「セルフマネジメント」といったセミナー研修もライブ配信で視聴できるようにする。
新入社員には約20人に1人の割合でトレーナー役の社員を配置。社員同士の交流を促すため、1日3回、リアルタイムなオンラインコミュニケーションの時間も設ける。健康面の配慮として、体調をコントロールする専用アプリを配布。睡眠の質や運動量の自己管理も促すという。
4月1日に予定していた入社式は中止する。同社は新入社員研修を通して教育システムの効果を実証し、得意先の企業や団体に販売する狙い。
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