マイクロLEDディスプレイを手掛ける英Plesseyは3月30日(現地時間)、米Facebookとコンシューマー向けARメガネ開発で提携したと発表した。新たな契約の下、「当社のLED製造部門がFacebookのAR/VR事業のための新技術開発に専念する」としている。独占契約とみられる。
Plesseyは2010年創業のデヴォン州プリマスに拠点を置く非公開企業。フルフィールドエミッション型マイクロLEDディスプレイなどを手掛ける。
Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは2016年のF8で既にARメガネ構想を語っており、昨年にはARメガネ向けOSを開発中と報道された。ARメガネ構想「Orion」のメガネは、Facebook傘下のOculus VRが手掛けるVRヘッドセットのような大がかりなものではなく、一般的なメガネに近いデザインになる見込みだ。
Plesseyに関しては、2023年にARメガネをリリースするとうわさされている米Appleが買収を検討していたと米The Informationが報じた。
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