米Facebookは9月25日(現地時間)、AR/VR関連イベント「Oculus Connect 6」を開催した。その基調講演で、VR/AR担当のボズことアンドリュー・ボスワース氏が「ARメガネ」を開発中だと発表した。今後数年間で実現するとしている。
このメガネで体験するために世界を3Dマップ化するプロジェクト「LiveMaps」も立ち上げた。FacebookのAR/VR部門であるFacebook Reality LabsがAR体験のためのコアインフラとして構築する。ユーザーがスマートフォンなどで撮影した画像をクラウドソースとして利用し、マッピング技術やマシンビジョンを使って世界中を3Dマップ化する計画だ。まずはラボのキャンパスのマッピングと、ジオタグ付きのイメージを生成している。
ARメガネでは、周囲をリアルタイムで再構築するのではなく、こうした3Dマップを利用することで、メガネへの負荷を削減する。また、仮想コンテンツをARにオーバーレイすることで、現実世界に直接情報(オブジェクトの説明やリマインダーなど)を表示することも可能にする。
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