ITmedia NEWS > 製品動向 >
コラム
» 2020年04月02日 11時13分 公開

AWSのデスクトップ仮想化「WorkSpaces」が3カ月無料、ビデオ会議「Cisco Webex」が90日無料など、今だから無料で使える主要リモートワークツールまとめ

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、多くのITベンダーがリモートワークツールを期間限定で無償化している。今だから無料で使える主要なツールを一覧にまとめた。

[新野淳一,ITmedia]

この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「AWSのデスクトップ仮想化『WorkSpaces』が3カ月無料、ビデオ会議『Cisco Webex』が90日無料など、いまだから無料で使える主要リモートワークツールまとめ」(2020年4月2日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。

 新型コロナウイルスの影響で多くの企業がリモートワークを進めている中で、それを支援するとしてリモートワークに関連するサービスやソフトウェアの無償提供を表明する動きが相次いでいます。

 これは、自社のリモートワーク環境としてどのようなサービスが適切なのか、それぞれのサービスがどのような特徴や機能を備えているのか、自社の仕事のやり方やカルチャーに合うような適切なリモートワーク環境実現のために試してみる機会でもあるでしょう。

 ここで全てのサービス提供ベンダーを網羅することはできませんが、無償提供などを表明している主要なサービスについてまとめてみました。

photo Amazon Web Servicesが無料化した「Amazon WorkSpaces」

新型コロナウイルス対策として一定期間無料で提供されるサービス

・デスクトップ仮想化:Amazon WorkSpaces / WorkDocs

 Amazon Web Servicesは、デスクトップ仮想化サービス(Desktop-as-a-Service)の「Amazon WorkSpaces」とファイルなどコンテンツ共有サービスの「Amazon WorkDocs」を最大50ユーザー、6月30日まで無料で利用可能にすることを発表しました

・デスクトップ仮想化:Nutanix Xi Frame

 Nutanixはクラウドベースのデスクトップ仮想化サービス「Nutanix Xi Frame」をアジア企業を対象に最大10ユーザーに対して30日間の無償トライアルを提供すると発表しました

・ビデオ会議:Cisco Webex

 シスコシステムズは、ビデオ会議サービスの「Cisco Webex Meetings」の90日間無償支援プログラムを発表しました。ビデオ会議に時間制限はなく、1会議あたり最大1000人まで参加可能。資料共有や録画も可能です。

・ビデオ会議:Adobe Connect

 Adobeは、Web電子会議サービスの「Adobe Connect」の最大25人までのAdobe Connect roomsを、7月1日まで90日間無料で利用可能にすることを発表しました

・ビデオ会議:ZOHO Remotely

 ゾーホージャパンは、ビデオ会議ツール「Zoho Meeting」やチャットツール「Zoho Cliq」、遠隔PCサポートツール「Zoho Assist」、オンラインストレージ「Zoho WorkDrive」、オンライン表計算シート「Zoho Sheet」、オンライン文書作成管理ツール「Zoho Writer」など、テレワークに役立つさまざまなクラウドサービスをまとめた「Zoho Remotely」を7月1日まで無料で提供することを発表しました

・ビデオ会議:Zoom

 ビデオ会議サービスの「Zoom」はもともと無料プランで1対1のミーティングから100人の参加者まで利用可能です。ただしグループミーティングは40分までという制限があります。同社は新型コロナウイルスに関連した利用者支援としてビデオ会議を使うためのオンラインセミナーを公開しています。

・ビデオ会議:LINE

 LINEは無料でグループチャットやグループビデオ通話などが利用できます。さらに3月16日からは、グループビデオ通話機能に付随する新機能「画面シェア」の提供が開始されました。「画面シェア」はグループビデオ通話をする際、参加している全員の「LINE」画面に、あるユーザーのPC画面を一緒にシェアしながらビデオ通話ができる機能です。

・ビデオ会議(既存ユーザー向け):Microsoft Teams / Office 365 E1

 マイクロソフトは、既存のOffice 365ユーザーのなかでグループチャットや電子会議が可能な「Microsoft Teams」のライセンスを持たない企業ユーザーに対して、Microsoft Teamsの機能を含む「Office 365 E1」の6カ月間無料サービスの提供を発表しました。

・ビデオ会議(既存ユーザー向け):Hangouts Meet

 Googleは既存のG SuiteおよびG Suite for Educationのユーザーに対して、ビデオ会議サービス「Hangouts Meet」を拡張し、最大250人のビデオ会議、ドメインあたり最大10万ビュワー、Google Driveへのビデオ会議の録画保存を可能にする機能を7月1日まで利用可能にすると発表しました

・ビジネスチャット:Chatwork

 ビジネスチャットサービスを提供する「Chatwork」は、「ビジネスプラン」または「エンタープライズプラン」を1カ月間無償で提供することを発表しました。申し込みは4月30日まで。さらに、フリープランでは1対1に制限されているビデオ通話機能「Chatwork Live」の人数制限を一時緩和し、有料プランと同じく複数人で利用できるようにしました

・ファイル共有:Box

 Box Japanは、従業員100人以下の国内企業や法人を対象に、クラウドベースのファイル共有サービス「Box」を6月30日まで無償で提供すると発表しました

・ファイル共有:Acronis Files Advanced

 アクロニス・ジャパンは、クラウドベースのファイル共有サービス「Acronis Files Advanced」を6カ月間無料で利用できる無償提供プログラムを発表しました。

・セキュリティ:1Password

 パスワード管理サービスを提供する1Passwordは、企業向けのパスワード管理サービス「1Password Business」の30日間無料を延長し、6カ月間無料で利用可能にすると発表しました

・セキュリティ:Enterprise Application Access

 アカマイ・テクノロジーズは、許可されたユーザーとデバイスのみが必要な社内アプリケーションにアクセスできるようにするクラウドソリューション「Enterprise Application Access」を、最大90日間無償で利用することが可能となる「テレワーク支援プログラム」を発表しました。

・電子決裁:DocuSign

 DocuSignは、電子署名や電子決裁を行うサービス「DocuSign Business Pro」を90日間無料で提供すると発表しました。申し込みは4月15日まで。

・電子決裁:パソコン決裁Cloud

 シヤチハタは、電子的に押印や回覧ができる電子印鑑サービス「パソコン決裁Cloud」を6月30日まで無料開放したことを発表しました

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.