ソラシドエアは4月6日、ビジネスチャットツール「Slack」を全社に導入したと発表した。今後は、宮崎県内の本社、東京都内のオペレーションセンター、就航エリアの各支店で働く全社員(計約800人)がSlackを使用し、意思疎通を効率化する。Slackを全社に導入する例は、国内の航空会社では初という。
同社はこれまでメールでのやりとりが中心で、事業所間のコミュニケーションが不足したり、特定の社員に情報が集中したりといった課題を抱えていた。運航乗務員、客室乗務員、整備士、空港旅客係員、管理部門のやりとりをSlackに一元化することで、これらの課題を解消し、部門を横断したオープンな会話を実現する考えだ。
当面は、運航やサービスに関わる連絡などを中心に行うが、将来的には「全社員を巻き込んだ社内横断プロジェクトにもSlackを活用する」としている。出張や会議の回数を適正化し、コスト構造と社員の働き方を改善する効果も見込む。
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