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KDDIとテレ朝の動画サブスク「TELASA」スタート ビデオパス後継

» 2020年04月07日 18時50分 公開
[谷井将人ITmedia]

 KDDIとテレビ朝日が共同出資して設立したTELASA(東京港区)は4月7日、動画見放題サービス「TELASA」をスタートした。ドラマやバラエティ、アニメなどを配信する。月額使用料は562円(税別)。KDDIとテレビ朝日はTELASAを“5G時代の動画配信サービス”と位置付けて展開していく。

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 TELASAはKDDIの動画配信サービス「ビデオパス」の後継にあたるサービス。ユーザーはスマートフォンやPCなどで動画を視聴できる。動画をダウンロードして視聴する機能も搭載。ビデオパスは6日まででサービスを終了し、現会員は自動でTELASA会員に移行する。

 TELASAでは「相棒」や「トリック」などのドラマ、「徹子の部屋」などのバラエティ、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」などのアニメを始め、スポーツ番組や特撮などの見逃し配信を行う。過去の放送回も配信する。

photo ドラマの配信内容

 テレビ朝日以外の作品も配信する。「ミッション:インポッシブル」「ジュラシック・パーク」などの洋画、「カイジ」「テルマエ・ロマエ」などの邦画を始め、アニメや海外ドラマなど1000作品以上を用意している。

 KDDIとテレビ朝日は2019年12月、5G通信サービスの普及を見据えて合弁でTELASAを設立した。TELASAでは4K映像の配信を行うなど、放送や通信、デジタル広告などの分野の技術を活用して市場拡大に取り組む。

 KDDIは3月26日に5G通信サービスを始めた。スマホ向け5Gプランはデータ容量の上限がない「データMAX 5G」の他、「データMAX 5G Netflixパック」「データMAX 5G ALL STARパック」「ピタットプラン 5G」などを提供。NetflixパックとALL STARパックにはTELASAの利用料が含まれる。

photo データMAX 5G ALL STARパック

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