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リコーがフェイスシールド生産 医療機関に無償提供へ 5月末までに8000個

» 2020年04月20日 17時06分 公開
[ITmedia]

 リコーは4月20日、同社の厚木事業所でフェイスシールド(飛沫防護マスク)を生産し、新型コロナウイルス感染症に対応する医療現場を支援すると発表した。5月末までに8000個(4月中に1000個、5月中に7000個)を製造し、厚生労働省が指定する57カ所の感染症指定医療機関に無償提供する予定。

photo リコーのフェイスシールド

 フェイスシールドは、プラスチック板などで顔面を覆い、飛沫によるウイルス感染を防ぐ防護用品。リコーのフェイスシールドは、額にバンドで装着し、プラスチック板で顔全体と胸元を保護する仕様になるとみられる。製造に当たっては、同社の3Dプリンターや金型を活用するという。

 同社は既に、英国の開発拠点でフェイスシールドを製造し、公的医療機関「National Health Service」(NHS)に提供し始めている。今後は英国で週に4万個の提供を目指す他、日本を始め同様の取り組みを世界各国に広げるとしている。

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