スポーツ向けビデオ分析アプリなどを手掛けるSPLYZA(静岡県浜松市)は4月22日、定点撮影した授業の動画を自動編集するiOSアプリ「Lecta」を開発したと発表した。教員の動きや黒板の位置を認識し、自動でズーム、パンといったカメラワークを行える。5月中旬までアプリを無料で提供する。
iPhoneやiPadで定点撮影した授業の動画をアプリに取り込み、黒板が写るエリアを指定すると、授業の進行に合わせたカメラワークを自動で施せる。黒板以外の部分をカットするため、フルHDで撮影した動画ならファイルサイズを1/8程度に抑えられるという。
中部大学 機械知覚&ロボティクスグループ藤吉・山下研究室との共同開発。新型コロナウイルスの影響で全国的にオンライン授業の実施が検討されている中、学校側が授業の動画コンテンツなどを制作する労力の負担増加や、容量の大きな動画データによって学校のストレージや通信環境を圧迫される事態を解決したいとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR