シャープは4月23日、OSにAndroidを搭載したスマートフォン「AQUOS」シリーズで、セキュリティ上の脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったと発表した。スマートフォンの識別番号やシリアル番号などの情報が漏えいする可能性があるとして、ソフトウェアの更新を呼びかけている。
脆弱性が見つかったのは、AQUOS mini、AQUOS sense2などのスマートフォンや、ガラケーのデザインを踏襲したAQUOS ケータイを含む11機種。シャープによると、スマートフォンの識別番号やシリアル番号などの情報が外部から取得される可能性があるという。個人情報や位置情報は該当しないとしている。
シャープは23日、不具合を修正したソフトウェアを公開するとともに、「ご不便、ご迷惑をおかけいたしますことをおわびいたします」と謝罪した。
【編集履歴:最終更新2020年4月24日午後6時 初出時、「個人情報や位置情報などの情報が外部から取得される可能性がある」としていましたが、シャープに追加取材を行ったところ、正しくは「スマートフォンの識別番号やシリアル番号などの情報が外部から取得される可能性がある」でした。おわびして訂正いたします。】
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