米Facebookが4月24日に発表したビデオミーティングサービス「Messenger Rooms」(以下「Rooms」)が、本稿筆者を含む一部のユーザーの間でデスクトップで使えるようになった。同社広報に確認したところ、まだテスト段階とのことだが、会議の開始方法などが分かったので簡単に紹介しておく。
なお、RoomsはFacebook Messengerアプリからも開始できる予定だが、筆者のアカウントではアプリにはまだRoomsの機能がきていない。
Roomsが使えるようになると、Webブラウザの場合、左カラムの「Messenger」をクリックすると表示されるページの左上、「設定」(歯車アイコン)と「新しいメッセージ」(ペンと紙アイコン)の間に「新規ルーム」(ビデオカメラアイコン)が追加される。
これをクリックすると一意のリンクが生成され、「○○さんのルーム」が開く。
ルームに入室すると、画面の下部にZoomと同じようなアイコンが並ぶので、Zoomユーザーであれば各アイコンの機能がすぐに分かるだろう。左から2番目のアイコンをクリックするとユーザーを招待できる。コピーしたリンクをMessengerやメールで送れば、相手がFacebookユーザーでなくても招待可能だ。
招待ウィンドウにルームをロックするアイコンが分かりやすく表示されるので、Zoombombing(Roombombing?)回避がしやすそうだ。
公式発表では、Messenger Roomsは「一部の国で今週から提供が開始され、米国を含め、他の国々にも今後数週間で拡大されます」となっており、日本で正式にロールアウトするタイミングはまだ不明だ。
FacebookのZoom対抗「Messenger Rooms」は時間無制限で50人が参加可能
Zoomの会議参加者数、20日で1億増加し、3億人に
Web会議サービス「Google Meet」にノイズキャンセルや低光量モード追加
「Microsoft Teams」の1日当たり会議時間が3月中旬から3倍増の27億分にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR