操作系は、X-T1/2/3を受け継いだXシリーズならではのメカダイヤル多用系。これは一度慣れるとすごく分かりやすい。
モードダイヤルはなく、ISO感度とシャッタースピード専用のダイヤルとレンズの絞りリングで露出をコントロールし、全部をAにするとプログラムAEになるという仕組みだ。
シャッターの感触は以前より柔らかくなった。X-H1のフェザータッチほどの軽さはないが、ショックが少なくてブレにくくて良い。
さらに前後に電子ダイヤルがあるが、ダイヤルの感触はクリック感がしっかりしてよくなった。
大きく違うのは1カ所。シャッタースピードダイヤルの下にスチルとムービーの切替スイッチが付いた。
スチルとムービーの切り替えスイッチをアクセスしやすい一等地に置くことでさっと切り替えられる。
動画関連の機能はかなり本格的だ。
ISO感度はISO160から12800で、拡張ISO感度で最高ISO51200まで上げられる。
シャッタースピードはメカシャッターで1/8000秒。電子シャッターに切り替えると1/32000秒まで上げられる。この辺、クラシックなボディながらミラーレス一眼の良さはちゃんとつまってる感じだ。
AFはより高速に。連写も高速に。
電子シャッター時は最高で秒30コマ(ただし、1.25×クロップ連写)。フルサイズだと秒約20コマ、メカシャッター時は約秒15コマ。これは優秀だ。
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