思ったよりも臨場感が出てきた。出先表やホワイトボードの内容は架空のものではなく、むしろ本当の同僚の予定や、オンライン会議での共同メモを投影すれば実用的かもしれない。
ただ、これだけでは無人のオフィス感が出るのでむしろ孤独感が増す。そこで、さらにここに同僚が行き来する様子も重ねてプロジェクションマッピングする。
幸い、私は同僚の3Dモデルデータを所持しているので、これを活用することにしよう。
この同僚の3Dモデルに、適当にオフィスを徘徊(はいかい)するようなループアニメーションを付け加え、背景透過動画として書き出す。
1人では味気ないので、もう少し加えたいところだ。幸い、私は上司の3Dモデルデータも所持ししているため、これも活用することにする。
ここまでの素材の位置をそれぞれ個別に合わせた上でプロジェクションマッピングした様子が以下である。
画像や動画では伝わりきらないかもしれないが、一気に臨場感が増した。作業に集中しているとプロジェクションマッピングのことを忘れ、ふと目が会うたびに思わず声が出そうになる。
ここからは、今回構築した環境が私にもたらした効果を検証した結果を紹介する。幸い、私は簡易脳波計を所持しているため、これを活用した。
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