米Microsoftは5月14日(現地時間)、仮想化ネットワークや通信ソリューションを手掛ける英Metaswitch Networksを買収することで合意したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。この買収により、5G対応が進む中、通信事業者やネットワークプロバイダーのクラウドネイティブ化をAzureで支援していくとしている。
Metaswitch Networksは1981年創業のロンドンに拠点を置く非公開企業。通信サービスプロバイダーがサービスを構築するためのソフトウェアソリューションを開発・提供している。英BTやSprintなどを顧客に持つ。
Microsoftは3月にはクラウドベースのモバイルネットワークを手掛ける米Affirmed Networksを買収しており、「この2社の才能と技術を生かしてAzureプラットフォームを拡張し、安全かつ効率的で持続可能なエコシステムを構築する」という。
Microsoftは、無線アクセスネットワーク(RAN)、次世代コア、仮想化サービス、オーケストレーション、運用サポートなどの分野でネットワークプロバイダーなどと協力していくとしている。
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