米Microsoftは5月14日(現地時間)、仮想化ネットワークや通信ソリューションを手掛ける英Metaswitch Networksを買収することで合意したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。この買収により、5G対応が進む中、通信事業者やネットワークプロバイダーのクラウドネイティブ化をAzureで支援していくとしている。
Metaswitch Networksは1981年創業のロンドンに拠点を置く非公開企業。通信サービスプロバイダーがサービスを構築するためのソフトウェアソリューションを開発・提供している。英BTやSprintなどを顧客に持つ。
Microsoftは3月にはクラウドベースのモバイルネットワークを手掛ける米Affirmed Networksを買収しており、「この2社の才能と技術を生かしてAzureプラットフォームを拡張し、安全かつ効率的で持続可能なエコシステムを構築する」という。
Microsoftは、無線アクセスネットワーク(RAN)、次世代コア、仮想化サービス、オーケストレーション、運用サポートなどの分野でネットワークプロバイダーなどと協力していくとしている。
楽天モバイルが米Innoeye(イノアイ)を買収へ 「Rakuten Communications Platform」の開発体制強化を目指す
Microsoft決算、新型コロナの影響は“ミニマル” 「Teams」のDAUは7500万人超
本格的なマルチクラウドの時代は到来するのか? 人気が出そうなSaaSは? 2020年のクラウド業界動向を占う
日本マイクロソフト、ハイブリッドクラウド市場に照準 「Azure Stack HCI」に注力する方針を強調
日本マイクロソフト、Azureで動く仮想デスクトップをiPadでデモ Teamsの背景ぼかし機能もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR